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設置の注意点ってあるの?

 東日本大震災による原子力発電所の事故を受け、国内の原子力発電の存在が問題視されるようになりました。しかし、日本の電気の約4割は原子力発電によって得たものです。これを全て他の発電方法に切り替えることは容易ではありません。現状では各電力会社は休止となっていた火力発電所などを再稼動させて夏の電力需要に対応をしていますが、これも二酸化炭素の排出量の増加、燃料価格の高騰を招いて負担は全て国民に跳ね返ってきてしまうのが現状です。
 これらの事情により、自然エネルギーを利用した発電に注目が寄せられています。一般的に自然エネルギーを利用した発電としては太陽光発電、風力発電、地熱発電などが挙げられますが、各家庭が導入しやすいものとしては太陽光パネルの設置です。太陽光発電の余剰電力の電気を電力会社に買ってもらう制度は東日本大震災の発生から国の制度として本格的な導入がされ、補助金も出る様になりました。ただ、注意点としては設置業者にも質の悪い業者が存在しており、太陽光パネルの公称の発電量がそのまま発電される訳ではなく、天候、地形などによって大きく変化をすることなどをきちんと説明されないケースがあります。更には太陽光パネルの掃除が必要であるとの訪問販売で多額の工事費を請求されるパターンもあるのできちんとした住宅メーカーを通して太陽光パネルを導入、メンテナンスについてもしっかりと説明を受ける必要があります。


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