太陽光発電は震災以降注目を浴び、かなりの導入件数が増えています。しかし注意しなけ ればならないのが、人気業界には必ず現れる悪徳業者の存在です。特に、太陽光発電は、訪問による詐欺まがいの悪徳業者の 存在が多いと聞いています。

きちんとした製品をきちんと設置すれば、様々な利益がある太陽光発電ですので、メーカー選び はもちろんですが、悪質な業者にひっかからないように業者選びも大切です。太陽光発電の普及がすすんでいくにつれて、増えているのが契約や施工に関するトラブルです。その要因の一端を担っているのは心無い業者の存在です。悪徳な営業を行っている業者の特徴の一つに訪問販売の際の怪しいセールストークがあげられます。
「モニターキャンペーンは今日まで」と言ったりして詳細な見積もりや図面も出さずに契約を急がせたり「十分な発電で光熱費がゼロになります」などメリットしか口にしないセールスマンは要注意です。

太陽光発電システムは、各家庭の屋根の形状や日照時間によって発電量が如実に変わってくるものなので、セールスマンが即座にその家庭が太陽光発電システムを取り入れて十分な発電量が得られるなどと判断ができるものではありません。また天候によっても左右されるため、どれだけの好条件が重なったとしても光熱費がゼロになるということはほぼありえないと考えましょう。

次に、もしセールストークにのせられて契約をしてしまった場合の対応で相手が悪徳かどうか分かります。通常、契約内容に不満がある際は１週間以内であればクーリングオフが適用されます。ところがクーリングオフを申し出ても様々なやり口でクーリングオフ適用期間を過ぎる8日目まで引き伸ばそうとするのが悪徳業者の特徴です。そういう時は自分で何とかしようとせず、行政書士などプロの手を借りましょう。