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豪雪地域での太陽光発電は可能?

464991055太陽光発電は、近年の住宅用パネル設置技術によって、多くの住宅で取り入れられるようになりつつあります。基本的に太陽光発電は夜間の発電がほとんど行えず、日光の遮断される悪天候時には効率が大きく落ちる事がデメリットとなっています。豪雪地域では当然悪天候の日数が多く、パネルの上に雪が積もり日光が遮られてしまうと、発電効率の面でかなり不利な状況となってしまいます。

しかし、豪雪地域での太陽光発電設備に全く意味が無いわけではありません。太陽光発電は昼間であれば、雲・雨・雪によって日光が遮られていても僅かではありますが発電を続ける事ができます。現在の太陽光発電パネルは雪が積もりにくい設計となっており、発電に悪影響が無い範囲で雪を溶かす為の放熱を行います。よって家庭で使う電力を補う目的であれば、悪天候であってもそれなりの効果が期待できることになります。ただし、売電で元を取る事を目指す場合は発電効率が不十分と言えるのでお勧めできません。

また、冬場以外でも悪天候の割合が多い地域では、発電効率の低下から初期設置時の費用やメンテナンスの料金を補いきれない可能性があるので、設置前によく検討しておくと共に、できるだけ初期設置工事を安く受けられるように比較する事が大切です。

具体的には青森県のような豪雪地帯であっても充分な太陽光発電量を確保できるそうです。青森県のイメージはまさに「雪」、でも計測してみると予想以上に発電量が多いことが分かります。太陽電池全面に雪が積もると、発電しませんが、屋根の傾斜等で雪が若干落ち、太陽電池面に少しでも光が差し込めば発電を行います。重要なのは設置方法になります。この辺りは地元で経験を多く積んでいる業者さんに任せるしかないです。


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