地面に設置するタイプの産業用発電設備の場合はソーラーパネルなど、発電設備の盗難が起こる可能性があります。たとえば、1kw分のパネルで数十万円の価値があるわけですから、防犯対策を行うのは必須といえるでしょう。警備員を配置しているところもあるようですが、ソーラーパネルは日あたりの良いところ、つまり周りに民家などの障害物がなくい場所に設置されることが多く、盗難が起こりやすいのも無理はないといえます。日本ではあまり耳にしませんが、設置数の多い海外では以前から問題になっているようで、今後、日本でもいろいろな対策が講じられるかもしれません。
個人宅で設置する場合においては、たいてい屋根の上になります。窃盗団もリスクを考え、わざわざ盗もうとすることは考えにくいのですが、設置している箇所がベランダ付近だったり、取り外しやすい箇所、目立つ場所にあれば、盗難のリスクは高まりますので、万全を期しておくべきでしょう。現状では家庭用の発電設備そのものがさほど普及していないために話題になっていませんが、今後普及が進むと問題になってくる可能性もあります。
心配な方は監視カメラなど、ホームセキュリティシステムを導入するなどで対策されているようです。たとえば長期で不在にしがちな方にもホームセキュリティはお勧めです。とにかく物騒な世の中です。用心するに越したことなく、保険に入るついでにホームセキュリティも入っておいた方がいいですよ。何かあってからでは遅いので。